駆動系

ようやく走りに影響するパーツに手を入れました。
マロッシのマルチバリエーターとデルタクラッチ、ベルトを交換しました。

ノーマルの駆動系だと、スタートダッシュや通常の負荷時では7,500rpm程度までしか回りません。
高速道路で最高速チャレンジで引っ張った時でも8,000rpm強が限界でした。
GP1(というかクォーサーエンジン?)のパワーバンドは8,000rpm前後辺りからなので、おいしい所が使えません。


ということで、巷の評判の良いマロッシの駆動系へ交換する事にしました。
左からマルチバリエーター、デルタクラッチ、Xケプラーベルト。



交換作業は基本的に原チャと変わらないので、自分でやっても良かったのですが、メーカー保証期間内なのと、プロの作業を一度見ておきたかったで、バイク屋さんにお願いしました。


まず、エアクリーナーボックスを外し止めてあるネジも外す。
(カバーを外す時に下のエンジンオイル注入口と干渉するため外しておく必要がある)



ノーマルの駆動系。
プーリーはマロッシの方が外形が大きい。
クラッチはマロッシの方が厚みが薄い。


ウェイトローラー14gと15gが付属しています。
今回は14gで組んでもらいました。



組み付け


インプレ:
効果大。良い感じです。
今までは、走り出しに一瞬重さを感じてから加速するという感じだったのですが、スタートダッシュが鋭くなりました。
更にどの回転域からでも回転の立ち上がりがもたつかなくなりました。
8,500rpmまで回るようになったので、パワーバンドはちゃんと使えるようになりました(ノーマル時は高速道路でかなり引っ張らないとここまで回らなかった)
(出来ればあと1,000〜1,500rpm回ってほしいな〜。次はCDIか?)

反面、最高速は落ちました(120km/Hが限界)
燃費も落ちました(30km/Lは走らなくなった。25〜28km/L程度)
それと、クラッチかベルトかの振動が何処かと共振する様になりました。ワイドオープンで走り出すと下の方からバタバタというかガタガタというか音が出るようになりました。

クラッチが切れるのも早くなりました(20〜25km/H)が、クラッチが切れる直前のエンブレの効き過ぎる感覚が嫌いだったので、個人的には良い方向に変わったと思っています。